私たちの腸内細菌のDNA解析が進みさまざまなことがわかってきました。ここでは新しい食育を、「腸」から考えてみたいと思います。 園主 鳥居徹也
はじめに
1.血糖値スパイク
2.白砂糖の害
3.ペットボトルか?水筒か?
4.慢性炎症の時代
5.私自身の話
6.腸のバリア機能
7.日本の長寿村・短命村の食事
8.「食の主体性」とは?
9.コオロギはなぜ自殺するのか?
10.我々は操られているのか?
11.腸内細菌と脳の関係
12.あなたのチワワにエサを!
13.園での取り組み
おわりに
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グラフをご覧ください。これは船橋市の人口構成を表したものです。点線の30〜50代の第二世代が、その上の第一世代を支えています。第二世代は人口が多いのでまだいいでしょう。
しかしやがてこの中年層はシルバー層となります。より人口の少ない第三世代の子どもたちの負担は大変なものとなるでしょう。
このコーナーは、人生100年時代を生きる子どもたちの健康を考えるためにまとめました。しかし私たち大人世代も同様です。なにより、子どもたちの負担になってはいけません。認知症や寝たきりになると社会保障費は高くつきます。健康ならば長く働け、かつ納税できます。そのためのカギが、実は「腸」にあるのです。
最新の遺伝子技術により、腸内細菌の働きが私たちの健康に深くかかわっていることがわかってきました。特に子ども。実は腸内環境は幼児期までに決まるといわれています。お菓子やジュースなど、砂糖だらけの食習慣は、生活習慣病だけでなく、子どもの情緒を不安定にし、集中力を奪います。学力にも響くのです。
子どもの心身の健康を「腸」から考えるとともに、私たち大人の健康問題も解決できたら…。それが私のねらいです。
以下に続きます。
はじめに
1.血糖値スパイク
2.白砂糖の害
3.ペットボトルか?水筒か?
4.慢性炎症の時代
5.私自身の話
6.腸のバリア機能
7.日本の長寿村・短命村の食事
8.「食の主体性」とは?
9.コオロギはなぜ自殺するのか?
10.我々は操られているのか?
11.腸内細菌と脳の関係
12.あなたのチワワにエサを!
13.園での取り組み
おわりに