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夏見台幼稚園 食育、英語、異年齢保育など 千葉県船橋市にある幼稚園です。

環境SERVICE&PRODUCTS

 「体験」。これに勝る教育があるでしょうか?体験こそ教育です。子どもたちが大好きなフライドポテトは、今自分たちが掘っているその中に原材料がある。土の感触、におい、イモの質感…視覚や聴覚のみならず、皮膚感覚で学ぶことができます。

 自ら体験したことは強く印象に刻まれ、
つぎもまた「やってみたい!」という意欲につながるのです。子どもたちにできるだけ本物の体験の機会を与えたい、と私たちは考えています。そのための環境づくりは大切です。


1.園内の設備

 「意欲を引き出す食育」を実現するためには充分な設備が必要です。自園内に専用の給食室があることは必須でしょう。

子どもの口に入るものに責任を持つ

 また子どもの目の前で調理をするには、火を扱える部屋も別にほしいところです。そのために、私たちの園には「クッキング保育室」が作られました。熱で温めるという工程が使えないと、チラシ寿司やパン食など扱う食べ物が限られてしまいます。つまり子どもたちの体験の幅が狭くなる、というわけです。

【専用調理室】
 

 保育園を併設していますので、園内には専用の給食室があります。子どもたちだけでなく、私たちスタッフもこの場所で作られる給食を毎日いただいています。給食室はいつもピカピカに光っています。まずは衛生第一ですね。

【クッキング保育室】
 

 この園の建設にあたり、設計段階から食育のための部屋を作ることになっていました。それがこの「クッキング保育室」です。一番の特徴は子ども用のIH調理台が付いていることです。大人用の調理台では高すぎて、子どもたちが調理できません。積極的に参加できるよう配慮しました。これは大成功でした。

【子ども用IH調理台】
 

 写真はポップコーンを作っているところです。いつもおなじみのポップコーン。でも目の前にあるのは小さな粒。見る見る変わるその様子に、子どもたちは釘付けでした。火気が使用できないと、作る料理も限られてきます。こうした体験ができるのも、クッキング保育室があればこそです。

2.畑づくり

 

 園内に作られた駐車場の一角を畑のスペースとしました。種をまき、水をまき、日々成長を追いかけるには、畑は身近にあった方が断然便利。私たちはできるだけたくさんの野菜に接してほしいと考えました。
 

 2007年4月に開園した夏見台幼稚園・保育園ですが、上の図が1年目の畑の作物です。夏の収穫を目標として、なす、ピーマン、トマト、きゅうり、ラディッシュ、じゃがいもなど。7月にはとうもろこし。秋にはさつまいもです。
 

 1年目は、3月に慌てて先生たちが耕し始めました。本当は子どもたちに土いじりから体験してもらいたかったのですが、何かと忙しく…
 写真は2007年3月23日。大変寒い日だったのですが、先生たちによると「土の中は温かかった」とか。
 

 新緑の季節になると、写真のように畑は一変しました。天気のいい日は、子どもたちは毎日のように畑へ野菜の観察へ。近くに畑があると便利ですね。
※ぜひ「畑アルバム」をご覧ください!

 


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