園の食器はプラスチック製ではありません。ずしっと重い陶器。これは乳児さんも同じです。手でしっかり支えないといけない、落とすと割れてしまう、器は大事にしないといけないんだと感じてほしいのです。
食器の配膳も、先生がしっかりと子どもに教えていきます。また3〜5歳の幼児クラスでは、年長の当番が配膳を手伝います。当番も配膳位置をしっかりと守って行います。
それから「食事中のマナー」も大事です。肘をついたり、膝を立てながら食に向かう子どもがいます。正しい姿勢を習慣づけることが大切です。
しかし、もしかしたらイスの高さなどの環境面はどうなのだろうか、と私たちは考えます。「本当はちゃんとした姿勢で食べたいけど、イスの高さが合わないから仕方なく…」という場合があるのです。ただやみくもに注意するのではなく、その子にあった高さなのか、見直します。
それはクラス担任だったり、サポートに入っているフリーの先生だったり、看護師や管理栄養士も、食事の際にクラスに観察に入り、情報を共有します。
以下に続きます。
1.クラス配膳とは?
2.小グループ制とは?
3.意欲を引き出す工夫
4.キッズクッキング
5.クッキング保育各種
6.文化の継承
7.食具の工夫